オルソケラトロジー
オルソケラトロジー
特殊な形のハードコンタクトレンズを夜寝ている間に装用することで角膜が押さえられ、日中の近視を矯正することができます。効果は一定時間持続するので、日中は裸眼で過ごすことができるようになります。(レーシックと違って手術をするわけではありませんので、コンタクト装用をやめれば角膜の形状は元に戻ります。)
ただし、近視の度数が強すぎると適応外となってしまいます。オルソケラトロジーのガイドラインでは、近視の度数が-4D以下、乱視は-1.5D以下となっています。
また、小児にオルソケラトロジー治療を行うことで、近視進行を抑制できることが判明しています。
たかが近視ですが、強度近視になると将来網膜剥離や緑内障、近視性黄斑変性等の疾患をひき起こす確率が高くなってしまいます。できれば最終的な近視度数をー5D以下に抑えたいところです。
お子様の近視がご心配な方はどうぞお気軽にご相談ください。
オルソケラトロジーはレーシックのように手術をするわけではないですが、全くリスクがないわけではありません。角膜感染症をおこし失明する可能性もゼロではありません。これは通常のコンタクトレンズを使用する際も同じことですが、オルソケラトロジーレンズを処方するにあたっては、正しいレンズケア、定期検診をきちんと守れることが絶対条件です。
初回適応検査
視力検査・角膜形状検査等を行い、オルソケラトロジー治療ができるかどうかを調べます。コンタクトレンズ使用されている方は、この初回検査までにソフトコンタクトレンズで2~3日、ハードコンタクトレンズで2週間ほど、レンズを外した状態で生活していただく必要があります。
トライアル装用
適応検査にて問題がなければレンズをつけてフィッティングや見え方の確認、着脱練習をします。
レンズお渡し・本治療開始
レンズ発注からお渡しまで数日かかります。
1週間後検診
眼やレンズの状態を確認します。
1か月後検診
以降3か月毎検診
【定期検査は非常に重要です。受けられない方は治療を中止いただく場合もございます。】
オルソケラトロジー治療については健康保険では取り扱いがされておりませんので、すべて自費診療となります。
初回適応検査時 | 5,500円(税込) |
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両眼でも片眼でも同一費用です。検査の結果、適応にならなくてもこちらの費用はかかります。
レンズお渡し&本治療開始時 | 両眼132,000円(税込)、片眼66,000円(税込) |
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初回より3か月以内の診察代込み。
ただし、本治療開始後1か月以内に中断されることになった場合にはレンズ製作費(両眼74,000円、片眼37,000円)を除いて返金いたします。
少し長い時間試してから決めたい方は、1週間トライアルレンズを貸出することも可能です。その場合には、レンズ貸出料として、両眼33,000円(税込)、片眼16,500円(税込)をいただきます。(レンズ貸出料については現金もしくはVISAカードでのお支払いのみとさせていただいております。)
本治療開始時には費用からレンズ貸出料を差し引きした、両眼99,000円(税込)、片眼49,500円(税込)をいただきます。
本治療開始にならない時にはレンズ返却時にレンズ貸出料をお返しいたします。
オルソケラトロジーレンズも通常のハードコンタクトレンズと同じように傷がついたり汚れが落ちなくなってきたりしますので、通常2~3年に一度の定期交換が必要になります。また、アレルギー性結膜炎等でレンズが汚れやすくなったり、度数やカーブの変化により通常よりも早く交換が必要になることもあります。新たにレンズを作成される場合は、1枚につき37,000円(税込)がかかります。
ただし、治療開始およびレンズ更新後6か月以内であれば1回のみ無料にて処方交換いたします。破損交換は12か月以内であれば1回のみ無料交換可能です。
定期検診(3か月毎) | 1回4,400円(税込) |
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また、レンズの交換の度にレンズ作成費用がかかることを避けるために、毎月の定額制プラン(両眼7,700円、片眼4,400円 税込)もあります。片眼につき年2回の無償交換が可能です。ただし、契約してから1年間は解約ができません。詳しくは、スタッフにおたずねください。
眼鏡等の条件は外れませんが(更新時に自己申告が必要です)、きちんと視力が出ている状態であれば、裸眼で運転可能です。
オルソケラトロジーの治療費は、医療費控除の対象になります。
webあるいはお電話にて前日までにご予約ください。
日 | 11時、11時半、12時 |
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月、水 | 8時半、15時半 |
木 | 8時半、13時、14時、15時半 |
金 | 8時半 |
土 | 13時半 |