近視進行抑制
近視進行抑制
近視・乱視の度数と角膜の状態によって、オルソケラトロジーは適応外となることがあります。
また、オルソケラトロジーレンズはハードコンタクトレンズであり、初期の違和感が強いため装用が難しいこともあります。
その場合に、ソフトコンタクトレンズを使ったり、低濃度アトロピン点眼薬を用いたりする方法があります。
焦点深度とは、ピントが合っていると認識できる範囲のことです。焦点深度拡張型レンズでは、ピントが合っていると認識できる範囲が広がることになります。網膜の周辺部で焦点が合っておらず、それを修正するために眼軸長が伸びて近視が進行すると言われています。この周辺部のピンボケ像を修正するために、オーストラリアの研究所と日本のコンタクトレンズメーカーであるSEED社が共同で開発したのが、焦点深度拡張型コンタクトレンズです。
オルソケラトロジーのレンズがハードコンタクトレンズなのと違い、いわゆる1dayの使い捨てソフトコンタクトレンズです。使い捨て1dayソフトコンタクトレンズですので、洗浄の手間や費用がかからなくなります。また、オルソケラトロジーでは適応から外れてしまう近視の強いお子様にも対応が可能です。ただし、日中装用するレンズですので自分でつけ外しができないと緊急の対応ができなくて危険ですので、小学校低学年のお子様には難しいことが多いです。
こちらのレンズは通常のレンズでありますので、保険診療となります。

マイサイトワンデーは、日本初承認の近視進行抑制治療用ソフトコンタクトレンズです。
コンタクトレンズの面を近視矯正エリアと近視予防エリアに分けていて、近視矯正エリアは、従来のコンタクトレンズと同じ役割でピントを網膜面に合わせていますが、近視予防エリアは、ピントを近視側、すなわち網膜の少し手前に合わせています。
こちらのレンズも、1dayの使い捨てソフトコンタクトレンズです。EDOF同様、1日使い捨てですので洗浄の手間や費用が不要であり、オルソケラトロジーでは適応から外れてしまう近視の強いお子様にも対応が可能ですが、日中装用するレンズですので自分でつけ外しができないと危険です。
小児の近視進行を軽減させることを目的に低濃度のアトロピンを配合させた点眼薬です。従来のアトロピン0.1%点眼液は強い消炎作用と眼軸進展抑制効果があり、眼科領域としては主にブドウ膜炎の治療に使用されてきました。副作用として散瞳による眩しさ、調節障害による近見障害、血圧上昇、頻脈などがありましたが、濃度を薄くして副作用を極力おさえ、眼軸長の伸びを抑制する目薬として開発されました。点眼を中断しても、従来の濃度の濃いタイプと違ってリバウンドも小さいという報告がなされています。
点眼は夜寝る前に1回行ってください。
濃度は薄いですが、寝る前以外に点眼してしまうと日中眩しかったり近方が見えづらかったりする可能性があります。
保険適応ではありませんので、自費診療になります。
また、アトロピン点眼単独での近視進行抑制効果は、オルソケラトロジーやEDOF、マイサイトワンデーに比べると少しおちてしまいますが、それぞれのコンタクトレンズによる治療に併用することによってより強力に近視進行抑制効果を得ることができます。
ご希望の方はご相談ください。
| 検査料 | 2,200円(税込) |
|---|---|
| マイオピン0.01%点眼薬 | 1本 3700円(税込) |
| リジュセアミニ点眼液0.025% |
1本 4200円(税込) |